2016年8月10日水曜日

師匠パスカル・ルレイ初来日! 〜神戸北野ホテル〜



パリから届いた素敵な招待状


当日、私達を迎えてくれたバラの壁面。


この暑さでバラは小ぶりなものしか出回っていないハズなのに、
驚くほど大輪のオールドローズ達。
バラの高貴な香りが漂っていました。

夜中の4時まで作業をしたんだとか...




デモストレーションをするパスカル。
師匠のお花さばきが懐かしい...

時に...とても繊細で、神経質なパスカルも
大きいジャルダンデコ
(自然の一部を切り取ったような庭をイメージしたアレンジ)
をする際は、びっくりするくらい、大胆で、豪快!!

その差が気持ちいいほど。

当時大きなアレンジをする時は横で、パスカルが次何を必要とするのか
ジッとみながら、よくサポートをしました。

今回はお客さんであると分かっていながら、
あ、サポートが必要だわ!!と
何度も、椅子からお尻が浮きました。



お話を交えながらのデモストレーションでは、
途中、パスカルから、
saori(私)のブログをいつもチェックしているの。
午後の日課よ!
と嬉しい声もかけて頂きました。



そしてデモストレーションの後は、パスカルから
お花のブレスレットをレクチャーしてもらって、
みんなで作りました。


あまりにも綺麗な大輪のセルリアと、
アジサイでとっても可愛いブレスレットに、みんなテンションがあがりました!



こちらは男性のブトニア






でもストレーションのお花は、見た事がない、
美しいグラデーションのカシワバアジサイ
そして、実のついた枝もの
山ゴボウ
野ブドウの蔓
フランネルフラワー

フランネルフラワーはパリには無く、
エーデルワイスに似ているととてもお気に召した様子。


こちらは、パスカルの作るアレンジの中でも
私のとても大好きなものでした。

今すぐ真似したいぐらいです。






そしてイベントの醍醐味はまだ続きます。


お食事は、レストランアッシュ山口シェフによる、
お花をあしらった綺麗なお皿が次々と。
すべてが繊細で食べるのが勿体ないほど...

でも、もちろんお花も、押し花の栞も
すべて美味しく頂きました。





今回、私の呼びかけで、私のお客さまにも
沢山足を運んで頂きました。

こうして、私の師匠であるパスカルとの時間を共有頂けた事を
本当に嬉しく思います。
有り難うございます。

そして、写真左。
私の東京でお花をスタートした時のmamiko先輩も、
旦那さまと一緒に東京から駆けつけてくださいました。
実はパリに居た時も、thalieを訪ねてくださったんです。

いつも、いつも応援してくださる、大好きなお姉さん的存在です。
美しすぎますので恐れ多いですが...




《番外編》



今回、新たな素敵な出逢いもあったのです。
たまたまランチタイムに同じテーブルに居合わせた3人。
たまたまですが、全員黒い服。笑
そしてこれまたたまたまですが、3人とも京都から。
歳も近い3人が意気投合。

イベントで精一杯でその後の予定が一切決まってなかった、
パスカル達の宿探しから、ディナーまで...

3人で夜の京都をエスコートしました。

初めて会ったなんて嘘みたいに...




夜の先斗町

パートナーのSg(シン)と来日したパスカル。
フランス人独特の不思議な距離感の二人ですが、

ドクターであり、カメラの腕前も相当なSgとはもう20年程前に、
二人の合作でとても素敵なお花の写真集を作っています。





翌日、前半は私一人で。平安神宮のお庭を案内しました。
ちょうど睡蓮が綺麗に咲いていて、
猛暑日でしたが、緑いっぱいで小川がいっぱい流れる日本庭園で、
鯉や、亀に餌をやりながら、
ゆったり時間を過ごしました。

たまたま、白無垢の花嫁さんに出逢えた事にとても感動し、
息をのんで見入ってました。

お座敷で、うどんを食べたり、
お抹茶のかき氷を食べたり。
そしてショッピングをしたり。

パリではなかなか見られなかった、
完全オフの、おちゃめで可愛いパスカルを沢山見れました。


パリは町並みは綺麗ですが、
まだまだ、車の廃棄ガスや、犬のフンや、
いろんな人種の住む街なので、生活する上では沢山のストレスが在るとの事。

日本の綺麗な町並みと、綺麗な空気。
そして何より安全な事にとても感激したようです。





パートナーのSgがパスカルが居ない間に
こっそりと教えてくれました。

パスカルは本当にsaoriに会えて喜んでいる...
saoriがパリから去る時、彼女は沢山涙を流していたからね...と


嬉しくて涙が出そうでした。


パリで働いていた時からは7年の年月が経ちました。
こうしてパスカルと日本で会えた事を本当に嬉しくて、
しばらくは夢の中にいるようでした。



いつでもパリにおいで。
そう言って、フランス人にしては短すぎる滞在で日本を去って行きました。


またパスカルと働ける日を楽しみに頑張りたいと思います。


パスカルを日本に連れて来てくれた、chiakiさん
ありがとうございます。






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