2013.10『Thalie』
今回は、私がパリの1年を丸々過ごしたお花屋さん『Thalie』の秋の様子です。
パリに行ったら、絶対に真っ先に行く私のパリの中でも絶対的な場所。
いつ行っても変わらず、キレイにピカピカに磨かれた店内に、キレイに手入れを施されたお花たちが本当にキレイにイキイキと並んでいて、背筋がピシッツと伸びます。
古い建物を、上手くリノベーションする事が大得意のフランス人。
いつも何かしらのリホォームをしながら、新鮮さを保っているのでしょう...
今回行くと、以前は真っ白だった店内にグレーのペイントが施され...よりモダンなイメージ
になっていました。
季節は秋まっさかり。秋色アジサイがなんとも、キレイ...
それに、マホガニー色のダリア... 日本ではほとんど蕾付きのダリアは出回らないのです...そんなちょっとしたナチュラルさがパリのお花の魅力でもあります。
写真、真ん中の方にある、エーデルワイス日本ではあまりお目にかかれないもの。
ドライにしてリースにするととっても可愛い。
(私の部屋には当時のエーデルワイスのリースが大切に飾ってあります。)
そして.....
白い粘土で作ったシャンデリア。いつも店内に飾ってあるのですが、
2009年の夏。私も含め、お店のみんなで夏の閑散期に、来る日も来る日も毎日のように粘土を丸め作ったもの。当時を鮮明に思い出します。懐かしい...
お花だけではなく、色んな発想を形にしてしまうのも、フランス人の面白いところですね...
やっぱり発想力のすごさは見習うべきところが沢山。
写真下のアジサイの器なんて、なかなか思い浮かばない。素敵...
お店の前に並べられた鉢ものも、並べ方ひとつとっても計算されていて、
毎朝水やりと同時に、ひと鉢ひと鉢、キレイに手入れし、並び変える。
一日として、同じように並んでいる事はないのです。
あとは、素敵な花器も沢山ありましたよ。
作家さんの手作り花器。ひとつずつ形が違って並んでいるととっても可愛いかったので
私も3つgetしてきました。
なんだか、思いが沢山詰まっていて、細かい説明分が多くなってしまったけれど。
結論。パリには有名なフローリストがいて、キレイなお花屋が沢山沢山あるけれど、
やっぱり私は『Thalie』が一番。と改めて思うのです。